一方、1点を返したい巣鴨は後半34分、カウンターで左サイドから進入。マイナスのパスに途中出場のFW19栗山翔(2年)が決め、1点差にしたが、都立豊島がなんとか逃げ切った。
競り勝った都立豊島だが「ひどい試合でした」とキャプテンマークを巻いたDF17 村山央(3年)は渋い表情。前半、都立豊島の攻撃はほぼ抑え込まれたから仕方がない。
DF村山は「前半の入りが悪かったです。立ち上がりから(巣鴨イレブンの)気持ちが前に出ていて、ベンチからの声も出ていて、その雰囲気に飲まれてしまいました。クリアしきれず、セカンドボールを回収されて、連続攻撃を受けてしまいました」と振り返ったように深く広く敷いた巣鴨守備陣に手を焼いた。パスで崩そうにも2、3人と囲い込まれる。前線にロングボールを配球すれば、跳ね返されるばかり。
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選

