この正則戦勝利を踏まえ、雪谷戦を振り返るDF仁科から100分間の心模様がうかがえた。
「まずは先に1点取れてひと安心しました。前半終了直前、追いつかれて(精神的な)ダメージはありましたが、振り出しに戻ったととらえました。ハーフタイムに「立ち上がりに気をつけよう」と話しましたが、相手のファーストプレーで決められてしまいました。ただ、まだ良かったのは後半開始すぐの失点だったこと。あれが終盤の後半30分で1-2だと厳しかったです。だからこそ(後半13分)FKからの同点が大きかったです」。その一方、「あの(同点弾から延長終了までの)50分間…正直、PK戦を覚悟していました」と苦戦を強いられた。押しても押し切れず、時折、来る精度の高いカウンターを必死に防ぐ、一進一退の攻防。結果、延長戦にもつれたがそれでも「気持ちを落とさずプレーできたのが大きかった」と明かした。
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選