武蔵越生 vs 浦和北

 2回戦は当初、6月1日に行われる予定だったが、雷雨のため消化できない1回戦が出たことで3日に繰り下げられた。

 大雨によりピッチのあちらこちらに水たまりができ、ボールが止まるコンディションとあり、両チームとも本体とは違う戦い方を余儀なくされた。

 4-4-2の武蔵越生は長いボールとサイドアタックから、茂原優士と野口遥(ともに3年)の2トップに合わせるシンプルな攻めを徹底。茂原は前半18分と25分、いずれもくさびのパスを受けてから右足で強烈なシュートを放った。1本目はDFに弾かれ、2本目は右ポストをかすめる惜しい一撃だった。左SB松本月偉(2年)が投じるロングスローも、スリッピーなピッチだけに効果があった。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選