最後のPKを決めた加藤は「内容は良くなかった。ミスも多かったし、自分たちの良さが出せなかった」と反省を口にしながらも、「右下を狙って、動かさないことを意識した」と最後の一蹴を振り返った。
GK1三浦健心は「後ろはゼロで抑えると決めていた。PKは動かないようにと言われていたので、我慢して読んだ方向に飛んだ」と話し、「ゴールキックからのビルドアップなど、改善点はある」と冷静に次戦を見据えていた。
今のメンバーは、2022のインターハイ出場を目にし、磐田東の門を叩いた世代。今度は自分たちがそこをめざす。次戦は格上・東海大翔洋との対戦が待っているが、今回の一勝が次への大きな足がかりとなる。
(文・写真=西山和広)
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選

