
水口 vs 立命館守山
対する水口も立命館守山が繰り出すサイドからのクロスやDF5平尾新(3年)のロングスローを冷静に跳ね返したため、スコアは動かず、前後半を終えた。
延長戦でも均衡が崩れない試合が進んだが、PK戦突入間近の延長後半10+1分に立命館守山のベンチが動く。新チーム発足直後の新人戦で、PKストップによる勝利を引き寄せていたGK1園部蒼明(3年)を投入。「あの子で止めて勝つ、行けるイメージがあったので、PKになった時は行けると思いました」と吉田監督は振り返る。
PK戦に向けた選手交代は、吉田監督が指導者になってから初めてだったというが、この策が見事にハマる。3人目までは両者ゴールネットを揺らしたが、4本目のキックの読みを園部が見事に的中。ボールに触れながらも止めきることができなかったが、5本目のキックを読み通り防ぎ、1-1(PK5-4)で立命館守山が勝利した。
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)滋賀予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)滋賀予選

