立命館守山は昨年に続き、2年連続でインターハイ予選の決勝まで進出。吉田監督は試合後、選手が見せた様子に変化を感じたという。「昨年とは喜び方が違うと思った。昨年は初めて決勝に行ったので行ったことに満足していた。決勝も気負わずやってくれましたけど、どこかで満足している部分があった。今年は決勝を見据えていたので、頼もしいなと思っています」。
近江とは今年の新人戦決勝でも対戦しているが、2連敗中とあり、選手のリベンジにかける想いは強い。「昨年は初めて決勝に行った喜びがあったのですが、最近はここを踏み台にするというか、準決勝をしっかり勝って決勝で王者に挑戦しようという気持ちでいる。歴史はどこかで塗り替えないと次に進まない。決勝に行けたことだけで止まっていたら進まない。僕たちが全国に行って、この先は常連になっていけたらと思っています」。そう話すのはMF7中村輔(3年)で、立命館守山の選手たちは白星しか見ていない。
(文・写真=森田将義)
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)滋賀予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)滋賀予選

