サイドチェンジから右サイドの新垣にボールが渡ると大外を上がったDF2鮫島遼介(3年)がクロス。ファーに流れたところを、MF7古畑魁斗(3年)が狙ったが、相手に当たってCKとなった。このチャンスは得点には至らなかったが、17分にはCKのこぼれ球を新垣が冷静に決めて飯塚が先制すると直後の19分には相手のビルドアップを高い位置で奪ったFW9塚本一咲(3年)が倒されPKを獲得。キッカーを務めた新垣がゴールネットを揺らし、リードを広げた。
追い掛ける展開を強いられた修徳も前半35+1分には中央を運んだFW18髙橋虎太郎(2年)が飯塚DFの背後にスルーパス。力強く走り込んだFW9新翔友(3年)が決めて、1点差に詰め寄った。
嫌な時間帯に失点し、前半を終えた飯塚。ハーフタイムに中辻監督はこんな話を選手にしたという。「失点してからは、トレーニングの差が出てくる部分。夏の大会なのでサッカーどうこうというよりも、しんどい時にもう1回ギアを挙げて頑張れるか。それに隙を作らないことが大事」。
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)



















