後半も試合が動かなかったが、「後ろを5枚で組む相手に対し、点が入りそうで入らなかった。でも暑いし、後半開始ぐらいから少しずつ隙間が出てくるだろうと思っていた」(鈴木雅人監督)。すると後半28分には左サイドでFKを獲得すると清水がゴール前に入れたボールを内海が頭で合わせて先制に成功。
「徐々に隙間が空いてきて、一つ入ればと思っていたタイミングで点が入った。おかげで少しリズムが出て、硬さが取れた」(鈴木監督)結果、攻撃に勢いが出ると34分には途中出場のFW15渡部隼翔(3年)が上げたクロスから、MF18大川寛翔(2年)がヘディングシュートを決めて勝負あり。初戦の難しい試合をきっちり制した鹿島学園が滝川二との2回戦へと駒を進めた。
(文=森田将義 写真=矢島公彦)
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)



















