
流通経済大柏イレブン(写真=会田健司)
初戦ということもあり、リスクをあまりかけずに、現在プレミアEAST得点ランキングで首位タイの長身FW20大藤颯太(3年)とFW18金子琉久(3年)の強力2トップを軸に攻撃を展開する流通経済大柏。枚数をかけない分、少々単調な攻撃になりながらも、CKなどのセットプレーを中心に相手ゴールに迫る。
しかし前半だけで8本あったCKからゴールは生まれず。それでも守備面ではDF5メンディー・サイモン友(2年)が空中戦で強さを発揮するなど四日市中央工に隙を見せることなく試合を進めスコアレスで前半を終えた。
後半に入ると3枚替えを行った流通経済大柏。特にここで入ったMF8昇純希(3年)のテンポを変えるドリブルがアクセントとなり、チームのギアも一段上がった。
すると48分、流通経済大柏は自陣の左サイドでDF6増田大空(3年)が対人の強さを発揮しボールを奪取。ここから増田が自らボールを持ち運び盤面をひっくり返すと、得意の左足で相手DFラインの裏に落ちる絶妙な浮き球を前線に供給。これに反応した大藤が飛び出してきたGKより先に追い付きゴールに流し込んだ。
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)



















