昌平 vs 阪南大高(写真=会田健司)

 1点ビハインドの阪南大高は後半を迎えてもバランスを崩さず前半の戦い方を継続。相手に追加点を与えずに、増野のキープ力やMF14伊藤成康の鋭いドリブルで同点ゴールを目指した。

 しかしリードしている昌平も焦ることなくボールを動かし隙を見せない。相手の陣形をみながら時にはビルドアップ時にMF14飯島碧大(2年)が最終ラインに落ちて2CBと3枚回しをするなど、危険な状況でボールを奪われることがないよう慎重に試合を進めた。

 そして試合は終盤に突入。両チームが選手を入れ替える中、阪南大高がMF13原田尚幸(1年)を投入し攻撃に比重をかけ始めたが、次にスコアを動かしたのはまたも昌平。65分、最終ラインからのボールでチャンスを作ると、縦パスから途中出場のFW11島田大雅(2年)が裏に抜け出し、ドリブルで中に切り込み左足でゴール右に決め切った。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
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