これで追い込まれた阪南大高も68分、原田がドリブルでゴールライン際からDF2枚を抜き去って決定機を生み出すと、一度はDFにシュートを阻まれながらも連続シュートでゴールを狙う。しかしこれは相手DFにゴールライン上で防がれてしまった。
この後、退場者を出してしまった阪南大高。最後までゴールを目指したが昌平守備陣からゴールを奪うことはできずに試合終了。相手よりシュート数もチャンス数も上回ったが、無念の3回戦敗退となった。
一方、勝った昌平はなんとシュート2本で2ゴール。バランスが崩れない相手に苦戦しながらも、焦れずに試合をコントロールし、少ないチャンスを確実に決め切った。
これで昌平は連覇に向けてまた一歩前進。30日には高知中央に7-0で圧勝した大津と準々決勝で激突する。
(文・写真=会田健司)
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)



















