新潟工 vs 開志国際

 決定機を逃した新潟工だったが、ついにエースが目を覚ます。27分、後方からのフィードに中央を抜け出した釜田はドリブルでペナルティーエリア左に進入。最後は細かいタッチで相手を交わし左足でフィニッシュ。同点のゴールネットを揺らした。

 その後、試合はジリジリとした展開。70分で決着がつかず1-1のまま延長戦に突入した。20分間の延長戦は両者、リスクを冒さない戦い方を選択。決定機は作らせず、勝負はPK戦にもつれ込んだ。

 PK戦は先攻の新潟工、後攻の開志国際ともに4人目まで全員が成功。後を任されるキッカーに重圧がのしかかる中、開志国際はGK冨樫花道(3年)が「駆け引きで自分の間合いに持って行けた」と5人目のキックを左に飛んでストップ。決めれば勝利決定の開志交際も5人目がキックを外し、勝負はサドンデスに突入する。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)新潟予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)新潟予選