迎えた6人目。先攻の新潟工のシュートは枠外。対する開志国際はDF小野里大(3年)がしっかりと成功させ、1-1から突入したPK戦を5-4で制して2大会ぶりのベスト4で駒を進めた。

 開志国際の大久保悟監督は「同点に追いつかれ、厳しい状況になっても誰も下を向かなかった。よく戦った」と選手たちを称えた。勝利の立役者となったGK冨樫は「チーム全員の勝利。下越地区の決勝であったPK戦でも3本止めていた。いい感覚、自信はあった」と胸を張った。

 初の決勝進出を狙う5月31日の準決勝は県大会4連覇を狙う王者・帝京長岡と対戦する。冨樫は「自分が失点しなければ負けることはない。2学年上の先輩たちが果たせなかったファイナル進出をつかみ取りたい」と気合十分に話した。

(文・写真=編集部)

▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)新潟予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)新潟予選