佐野日大集合写真(写真=松尾祐希)

 梅雨とは思えないほどの夏空が広がり、気温はキックオフ時点で30度を超える酷暑でキックオフとなると、序盤から佐野日大が伝統の堅守をベースに主導権を握る。お馴染みの3-4-2-1の布陣を敷き、守備時は5バックとなって相手のアタックを封じ込める。キャプテンのCB大垣拓海(3年)や左利きの長身CB川島鳳翔(2年)を軸に粘り強く対応した。攻撃陣は伝統の縦に速い攻撃に加え、最終ラインから丁寧にボールを繋ぐサッカーにトライ。昨季から取り組んでいる新たなスタイルも織り交ぜ、局面の打開を試みた。

 一方の真岡もキャプテンで10番を背負う左MF佐藤元(3年)を中心にボールを動かしながら、攻撃を展開。FW柴田天聖(3年)とFW市川慧(3年)の2トップコンビも果敢にゴールを狙い、アグレッシブな姿勢でゲームを運んだ。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)栃木予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)栃木予選

応援メッセージ (3)

真岡
自分が通っていた30数年前。冬の大会でしたが、同じように全国への切符を掛け決勝で戦うサッカー部を応援に行きました。その時は見事に勝利。時を超え息子が通うようになった母校…。今日はその息子も大応援団の1人として、スタンドから声援を送っています。暑さに負けず、勝利をつかみ取って下さい!
佐野日大
ガチで勝て佐日
真岡
県立の星、頑張れ!

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