16分にはMF19金子空翔(2年)が中央から右に展開したボールから、家邉がゴール前を抜け出してシュート。GKが弾いたこぼれ球にMF10山田結互(3年)が反応したが、先にDFが触ったため押し込めない。33分には子気味良い繋ぎで左サイドを崩し、金子がクロスを入れ、家邉がボレーで合わせたが、うまくミートしなかった。

ゴールを決めたMF10山田結互(金沢学院大附)
試合の主導権を握りながらも思い通りに追加点が奪えなかったが、35分+1にはDF6目黒旺樹(3年)が自陣からロングフィードを送り、決定機を作る。一度は相手DFが反応したが、「自分のところに自分が来るんじゃないかと感じて走っていました」と振り返る山田が拾って、ドリブルでゴール前へ。最後は右足シュートを叩き込み、金沢学院大附が2点リードで前半を終えた。
前半は星稜にとって我慢の展開。「相手は自信を持ってパスサッカーという自分たちのスタイルを貫いていたのですが、自分たちは受け身になっていた。ボールを繋ぐところや前を向いて前進のパスを出すところで勇気を出せず、バックパスばかりになっていた」とMF10丸山京佑(3年)と振り返る。
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)石川予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)石川予選