
金沢学院大附vs星稜
すると、22分には右サイドをMF平本侑士(3年)、家邉と繋いでゴール前にパス。最後はゴール前に走り込んだMF14木村太一(2年)が落ち着いて決めて再び勝ち越しに成功。そのまま3-2で試合を終えた金沢学院大附が2大会ぶり2回目の全国大会出場を決めた。
前回のインターハイ出場時、昨年の選手権初出場時はともに遊学館からの勝利で、金沢学院大附は決勝で星稜に一度も勝てていなかった。「スタッフとは『(昨年の)選手権を取っても、インターハイを取れないと石川県はやっぱり星稜なんだとなるはず』と話していた。ここで一つ取ったことで、周りの印象が変わるかなと思っている」。北監督が話す通り、選手権に続く2大会連続での全国大会出場、そして石川県の顔と言える星稜からの勝利が持つ意味は大きい。価値ある勝利を手にした勢いの乗って、金沢学院大附は福島の地に乗り込んでいく。
(文・写真=森田将義)
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)石川予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)石川予選

