
市立川崎 vs サレジオ学院
後半に入った7分、サレジオにFKのチャンスが訪れる。ゴール正面。、推定距離は約30メートル。キッカーDF11星野恵次朗(2年)が山なりのボールを放った。「曲げることを意識して、GKの前に落とすイメージ」とDF星野。向かい風に負けず、見事に同点に追いついた。
勢いに乗るサレジオに防戦一方の市立川崎だったが、突き放す。後半19分、カウンターからMF6中島凛或(1年)が左サイドに進入。このときMF中島は前に大きく出るサレジオGK1田畑陽大の位置を見定め、遠目の位置からシュート。「狙っていました」という確信の一撃は市立川崎に追加点をもたらした。
追いつきたいサレジオは26分、CKのチャンス。混戦からDF4齋藤駿汰郎(1年)。「ゴール前に突っ込んで躓いたところにボールが当たって、そのまま入りました」と身体ごと押し込み2-2の同点に追いつく。
▽第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選

