その後も押すに押す市ヶ尾は26分、CKのシーン。ショートコーナーからMF7平野→MF14大須賀巧(3年)が相手DFを抜いて、クロス。これをDF5森下泰成(3年)が頭で押し込み、点差を広げた。ハーフタイム中、市ヶ尾ベンチは「あと3点取ろう」「でも、まずは守備から」「全員で動いて、走り切ろう」と鼓舞の声。後半への追撃ムードを整えた。
一方、1点決めたい市立金沢。気を取り直した後半立ち上がり2分、カウンターから最後はMF6木脇由祐(3年)が蹴り込み、反撃ののろしをあげた。ただ攻勢は続かなかった。市ヶ尾のそつがなく、そしてスキのないプレーで試合の主導権を保持。2点差を維持したままゲームを締めた。
▽第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選