「自分たちがやりたいことができました。見ていて気持ちの良いサッカーでした」と開口一番のGK1中里帆良(3年)。失点したものの、最後尾から全体の戦況を見る守護神の言葉通りの70分間となった。
試合の大勢を決めたのは前半序盤、セットプレーからの連続得点。市立金沢には一番、やられてはいけない展開からの失点。出鼻を挫かれたと言える。
市ヶ尾の相山真二監督は「運良くセットプレーから立て続けに得点が生まれました。そこで過信しすぎず、崩れないで2点目のあとに、得点を与えず、3点目とれたのが大きかったです」と総括した。
それにしても3点ともにセットプレーからというのもそうはない。相当、武器にしているのでは?「いや、たまたま入りました」と相山監督は控えめだが「当然、練習はしています。前の試合の先制点もセットプレーからだったので自信がついたといえます」と日頃の賜物だった。
▽第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選