このシーンを湘南GK1藤本は「決められる気はしませんでしたし、止められる自信はありました。意外と落ち着いていて、反応する準備はできていました」と頼もしい一言。

 この場面がその後の試合を大きく分けることとなった。

 同点に追いつきたい横浜清陵。ハーフタイム中、イレブンの士気は高まっていた。

 監督・コーチからは後半開始15分で同点に追いつこう。同点になれば、必ず逆転できると鼓舞。勢いをつけ、後半に臨み、前半以上にロングボールを配球し押し込んだが形勢は湘南に。

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▽第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選