勢いの止まらない元石川は21分にFW15長谷川太祐(3年)がポスト直撃のシュート。 32分、MF10小林慎吾(3年)のロングスローからMF8荻原蓮(3年)とつないでFW9桑原基丞(3年)がシュート。34分、CKのシーン。ペナルティエリア内で数人の選手が輪になり、さながらメリーゴーランドのように回り始める、トリッキーな動きを見せた。元石川がイケイケで攻める前半だった。
後半は一転。光陵がロングボール、ロングスローを含めたセットプレーから攻勢を強め、徐々に徐々に押し込んでいく。迎えた後半22分。光陵FW9藤井凱史(3年)がゴール前にロングスローを入れると、混戦から最後はDF10金丸真人(3年)が合わせて同点に。
両チーム、飲水タイムを挟み、ロングボール、カウンター、そしてセットプレーの応酬というカロリーの高い忙しい展開のまま、前後半70分が終了した。延長戦に入り、圧力を加える光陵の攻撃に耐え忍ぶ元石川という構図が続き、タイムアップ。PK戦での決着となった。
▽第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選