20分には相手エリアの左でFKを獲得。栢森がゴール前に入れたボールはファーに流れたが、ゴール前に入れなおしたボールのこぼれ球がPA内に落ち、最後はMF17沖然太(3年)が豪快に叩き込み、一気に逆転まで持ち込んだ。34分には高川学園の組み立てミスを拾った万代がそのままの勢いでシュートまで持っていくなど岡山学芸館のペースで前半を終えた。
反撃に出たい高川学園は後半からターゲット役のFW11大谷龍斗(3年)を前線に投入。大森を少し低い位置に下げて、こぼれ球の回収からサイドへの展開を狙ったが、CBとボランチで挟み込む守備を徹底した岡山学芸館を攻略できない。「後半は上手く潰せていたので良かった」と胸を張るのは江口だ。
▽令和7年度中国高等学校サッカー選手権大会
令和7年度中国高等学校サッカー選手権大会

