
岡山学芸館vs高川学園
それでも後半10分には中盤で粘ってマイボールにしたMF13宮城太郎(3年)から左に展開。西尾のパスからPAの左に走り込んだMF19矢野太陽(3年)がクロスを上げたが、判定はオフサイド。24分には右サイドでのFKがゴール前に落ち、大谷が反転からゴールを狙ったが、ボールは枠を捉えることができない。試合終盤は再び岡山学芸館が見せ場を作ったが、試合は動かず、2-1でタイムアップを迎えた。
決勝の舞台となるのはファジアーノ岡山のホームであるJFE晴れの国スタジアムであるため、岡山学芸館の選手は気合が十分。「ファジアーノが好きで、試合を見に行って、ここでプレーしたいと思っていた。選手権予選でもプレーしたのですが、ゴールを決めることができなかったし、アシストもできなかった。今回はリベンジというか、活躍したいです」。そう話すのは万代で、初昇格のJ1で善戦を続けるファジアーノ岡山同様にピッチを躍動し、歓喜をつかみ取る。
(文・写真=森田将義)
▽令和7年度中国高等学校サッカー選手権大会
令和7年度中国高等学校サッカー選手権大会

