
検見川 vs 習志野(写真=志水麗鑑)
後半に入ると習志野は、幅を使った攻撃でサイドから崩しにかかる。同6分には途中出場のFW9武田耀正(3年)が左から相手の守備網を打破し、クロスからMF太田が決定機を得た。
すると後半19分に試合が動く。ミドルゾーンで相手のパスをカットした習志野はショートカウンターを発動。スピーディなアタックでDF6岡田海裕(3年)のアシストからMF太田が先制点を決めた。
習志野を勢いづけたのは交代カードで、FW武田が最前線で起点を作れば、MF20吉田嵩(3年)は切れ味鋭いドリブルで検見川の守備陣を攪乱。最後までクオリティを落とさず、攻撃の手を緩めない。
後半31分に習志野は勝利を手繰り寄せる追加点をマーク。CKからファーでフリックに反応したDF石黒がボールを押し込み、チームに歓喜を呼び込んだ。
伝統校としての貫禄を見せつけた習志野が、検見川に2-0で勝利。3回戦進出を果たした。
(文・写真=志水麗鑑)
▽第104回全国高校サッカー選手権千葉予選
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