興國FW7芋縄叶翔

 これまでの試合は4-3-3で挑んでいたが、大阪学院大高との準々決勝では途中出場のFW9佐藤暸太(3年)が好プレーを披露。効果的だった相手DF裏への飛び出しを生かすべく、芋縄と佐藤を前線に並べた4-4-2でスタートした。開始わずか18秒でゴール前を抜け出した芋縄がシュートを放つなど序盤はシンプルに前線へとボールを入れて、阪南大高を押し込んでいく。

 前半7分にはDF13重村心惺(3年)が対角線上に入れたロングフィードから芋縄が左のスペースを突破。ゴール前に入れたボールにMF11安田光翔(3年)が反応したが、シュートは打てない。12分にはクリアボールを前線でおさめた佐藤が素早く前方のスペースにスルーパス。走り込んだMF8水野凪斗(3年)がゴールを狙ったが、得点には至らない。

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▽第104回全国高校サッカー選手権大阪予選
第104回全国高校サッカー選手権大阪予選