そして希望が丘の同点ゴールは50分、川﨑からのロングボールに畑山空翔(3年)が頭で合わせた。ここからは両チームともに一歩も譲らない展開が続く。そして78分の飯塚。古畑の折り返しに途中出場の坂本が右足で合わせ勝ち越し。希望が丘もアディショナルタイムの80+5分にセットプレーから中川款斗(2年)が放つが、無情にもクロスバーに嫌われてゴールならず。そして試合終了のホイッスルが鳴った。

 2年ぶり4度目の決勝進出を果たした飯塚の最後の相手は東福岡。今シーズンは新人大会、高校総体福岡県大会の決勝戦でも対戦しており、対戦成績は1勝1敗。福岡県の雌雄を決する戦いは11月9日にベスト電器スタジアムで11時45分にキックオフされる。

 (文・写真=中倉一志)

▽第104回全国高校サッカー選手権福岡予選
第104回全国高校サッカー選手権福岡予選