守備でも市立船橋が前から繰り出すプレスで桐生第一に圧力をかけたが、桐生第一は屈しなかった。「相手のレベルが上がったところで自分たちのサッカーを崩すのは絶対に違う。貫いて勝つことが大事だと思っていたので、自分たちの良さを出しながら勝ちたかった」(石井)。
自陣からのビルドアップを狙い続けると、24分には市立船橋のゴール前でFKを獲得。DF79齋藤柚來(3年)が直接ゴールを狙ったが、枠を捉えることができない。後半は市立船橋がメンバーを総入れ替えしたこともあり、桐生第一が押し込む場面が増え、後半1分にはクリアボールをハーフウェーライン右で拾ったFW20髙裕徳(2年)が左前に大きく展開。MF82崎山教良(3年)がカットインからゴールを狙ったが、シュートを打ち切れない。
第13回和倉ユースサッカー大会 2025

