12分には石井のパスからDF78平田瀬名(3年)がクロス。MF24本間響(2年)が反応したが、わずかに合わない。見せ場を作りながらも1点が遠い展開となったが、27分には石井のタメから平田が右サイドを攻撃参加。DFを引き付けてゴール前に入れたパスを崎山が決めて勝負あり。1-0で桐生第一が勝利した。
昨年の選手権は県内のライバルである前橋育英が日本一となった。「育英さんが優勝したことによって自分たちが勝った時は自分たちが注目されると思う。やってやろうという気持ちはチーム全員で持っている」と話すのは石井で、前橋育英に勝利し、自分たちが注目を集めようとしている。そのためにはこの大会を含めた夏休みの成長が欠かせない。
「選手権は絶対全国に出ようとチームでも話している。今回の合宿もそうですし、これからの合宿もそう。日々の練習も絶対大事になるので、夏で大きく成長して選手権は絶対に全国出たい」と石井は意気込んだ。
(文・写真=森田将義)
第13回和倉ユースサッカー大会 2025

