東京都市大塩尻イレブン

 追いつきたい市立長野は、テンポ良くボールを動かしながら徐々にリズムをつかむ。中盤でのパスワークを軸に左右へ展開し、特に右サイドのDF4永泉冬優斗とMF22清水優咲のコンビネーションが光った。永泉のタイミングの良い抜け出しや、清水のスピードに乗った突破からのクロスなどゴール前を脅かす場面が続く。

 東京都市大塩尻も粘り強い守備から素早い切り替えで応戦。30分には左サイドからのマイナスクロスにMF7橋本瑛生が合わせ決定機を作るなど、前半は互いに主導権を譲らない一進一退の展開が続いた。

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▽第104回全国高校サッカー選手権長野予選
第104回全国高校サッカー選手権長野予選