
済美 vs 帝京第五
帝京第五の勢いはその後も止まらず。元・国見(長崎)のエースFWだった植田洋平監督が掲げていた「ハードワーク・セカンドボール・切り替え」の3原則を着実に実行した彼らは37分にもDF2三堀の右ロングスローに「入るところを決めてヘディングをしにいった」DF3平井がこぼれ球にファーサイドで詰め2点目。済美も31分にはMF7岡田、35分にはFW24安藤がゴール前に迫るが、帝京第五優位の状況を覆すまでには至らなかった。
すると後半、愛媛FC、ファジアーノ岡山、横浜FCでJ通算301試合出場の渡邊一仁監督が動く。ハーフタイムで左サイドハーフに11小關を投入すると、62分には一気に3枚替え。前線に長身FWの25伊藤晃人(2年)を入れたことにより、セカンドボールの回収率が大きく上がった済美は66分、MF23瀧岡→MF7岡田から右サイドで仕掛けたMF9横田天郁(3年)のクロスにFW25伊藤がニアサイドで引き付けでできたスペースをMF11小關が詰める完璧な崩しで1-2。その後も多彩な攻撃パターンで同点ゴールを狙い続ける。
▽第104回全国高校サッカー選手権愛媛予選
第104回全国高校サッカー選手権愛媛予選



















