後半の立ち上がりは朱雀が反撃に出る。相手ゴール前まで迫る場面が増えていき、49分に右サイドのクロスから最後はFW馬場優作(3年)が押し込んでネットを揺らすが、これはオフサイド。53分にはFKをMF澤村哲平(3年)が頭であわせてゴール左隅を突く惜しいシュートを放ったが、これもオフサイド。56分にも中盤からのパスをゴール前で受けたFW今井悠斗(2年)がシュートまで持ち込むが、前へ出てシュートコースを限定させたGK山本大智(3年)に阻まれてしまう。大槻剛史監督が「あそこで1点を返せていれば」と振り返った攻勢が続くが、肝心のゴールが奪えずに試合が進む。
共栄は危ない場面が続いたが失点は許さずに試合を進めると64分、右サイドでFW高木佑輔(1年)からの低いクロスをゴール前へ走り込んだFW岡本暁真(2年)がダイレクトで蹴り込んで、交代出場した二人により貴重な3点目をあげる。終了間際の80+4分にも右サイドからDF岡田陸空(3年)の投げたロングスローからゴール前で混戦となり、最後はFW杉生真人(3年)が駄目押し弾。こちらも交代出場した二人によるゴールとなった。
▽第104回全国高校サッカー選手権京都予選
第104回全国高校サッカー選手権京都予選

