
浦和西 vs 合同1
4-3-1-2の浦和西は、左の中島蹴弥(3年)と右の中村颯佑(2年)の両SBが、ウイングバックかと思わせるほど高い位置を取って相手守備の背後をうかがった。技術の高い加藤徠(3年)と長身の篠原玄太朗(2年)で2トップを形成し、クロスと縦パスに合わせる動きを繰り返した。
初戦の2回戦でかつての強豪・川口から6点を奪って快勝した合同1は、4-4-2の陣形を敷いて応対。登録メンバーは18人ながら、どの選手も止める・蹴るという基本技術を身に付け、ボランチ大塚波空(3年)は精巧なキックの持ち主だった。序盤はCB竹内修斗(3年)を中心に危なげない守備を見せた。
浦和西はボールを握る時間帯が多くありながら、なかなか決定的な崩しの形をつくれなかったが、前半17分に先制した。
▽第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選

