埼玉栄は前半25分、田向の右クロスから片桐がヘディングシュートしたが、GK有澤大心(3年)の正面を突いてゴールならず。31分、今度は片桐の左クロスを田向がヘッドで合わせたものの、これもGKに阻止された。この1分後には右から持ち込んだ田向が決定的な強シュートを放ったが、DFにブロックされてしまう。39分、石田の蹴った右CKをファーサイドからエースFW伊藤潤(3年)が絶好球を折り返したが、飛び込んだCB加藤琉太(3年)の頭にわずかに届かなかった。
S2第15節を終え10勝2分け3敗で首位に立つ狭山ヶ丘も、4-2-3-1の陣形からトップ下の髙木玲(3年)が高い技術と戦術眼で攻撃陣をリード。右2列目の中山琥太郎(3年)もアグレッシブにサイドをえぐった。右の伊藤力、左の菅沼諒也(ともに3年)の両SBはロングスローで得点機をうかがう。
▽第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選

