狭山ヶ丘は前半5分、中山が右を突破して最終パス。左2列目の加園拓斗(3年)が合わせたが、GK松本耀晴(3年)に阻止され絶好の先制機を逃した。20分を過ぎたあたりから好展開できなくなり、守備に回る時間が長くなった。
戦力が高い水準で接近しているだけに、両チームともやすやすとはゴールを割らせず、前半は0-0で折り返した。
埼玉栄は後半5分、片桐が左45度付近から強烈な中距離弾を放ったが、GK有澤のビッグセーブに遭った。それでも埼玉栄は後半も優勢に試合を進め23分、エースの一撃で均衡を破って決勝点を奪った。
片桐が左から斜めのパスをゴール前に配給すると、伊藤が右足で巧みに合わせてゴール右隅に蹴り込んだ。伊藤は4分後にも正面から弾丸シュートを打ったが、GKの好守に阻まれ追加点とはいかなかった。
▽第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選

