試合後、細田学園の上田健爾監督は「接戦になるかな、硬いゲームになるかなと予想していたので、どんな状況でも判断ができるように準備してきました。選手はそんなに慌てる様子もなく対応できていたのかなと思います」と予想通りの難しい試合になったが、選手たちが上手く戦ってくれたと振り返った。

 これで細田学園は2年ぶりの8強入り。2年前には昌平と延長戦までもつれる熱戦を演じたが、惜敗し初の4強入りを逃している。「大会前から話してきたきたように、一戦一戦しっかり戦うこと。すべてのゲームに対して最善の準備をして戦う。特別視せずに、しっかり地に足をつけて戦いたいなと思います」と静かに闘志を燃やした指揮官。

 細田学園の次戦の相手は浦和東。準々決勝は11月2日に駒場スタジアムで13時35分キックオフだ。

(文・写真=会田健司)

▽第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選