浜松開誠館vs富士市立

 「狙っていました」とアシストのGK1吉田。本来は別の選手が蹴る予定だったが、キック力の高さだろう、チームメイトに促され、キッカーに。それが得点に結びついた。

 このままでは終われない富士市立は後半16分、ペナルティエリア内でファールを受け、PKの判定。これをFW19遠藤壮大が冷静に蹴り込み、1点差に。攻勢を強める富士市立は人数をかけたプレスと切り替えの速さで押し込んだ。

 しかし、浜松開誠館は勝負強かった。後半31分、CKのチャンス。キッカーDF14水谷健斗が放ったボールのそらしを最後は途中出場したばかりのFW19松下蓮が決め、引き離した。

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▽第104回全国高校サッカー選手権静岡予選
第104回全国高校サッカー選手権静岡予選