藤枝東との100分の死闘は決着つかず。浜松開誠館がGK吉田壮馬の2本のPKストップで3回目の全国へ

浜松開誠館集合写真
第104回全国高校サッカー選手権静岡予選決勝トーナメントの決勝が11月15日、IAIスタジアム日本平で行われ、来年の創部100周年を控え10年ぶり26回目の全国を狙う藤枝東と、令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選決勝で藤枝東を破り初出場を果たし夏冬2冠を目指す浜松開誠館が激突した。両チームは100分を戦い抜くも最後までゴールは生まれずPK戦へ。浜松開誠館GK1吉田壮馬が2本のPKを止める活躍で、チームを全国の舞台へと導いた。
立ち上がりから両チームが強度の高いプレスをぶつけ合い、試合は拮抗した展開で進む。最初の決定機は2分、浜松開誠館FW11岡田瑛太の縦突破からの折り返しをキャプテンのMF10川合亜門が左足でシュート。しかしクロスバーを叩く。藤枝東もMF7鈴木顾翅・MF12増田瑛斗の連動した守備から7分に鈴木がシュートに持ち込むと、16分にはキャプテンのDF6 井上凱晴の突破から増田が右足のシュート。19分にもMF10泉孝太郎のクロスからMF11望月瑠斗が惜しい一撃を放ち、リズムを掴みかけた。浜松開誠館も23分、MF5加藤涼の運んだボールを川合が右足でシュートを放つなど、互いに揺さぶり続けた。
▽第104回全国高校サッカー選手権静岡予選
第104回全国高校サッカー選手権静岡予選

