追い掛ける展開を強いられた鵬学園も23分には奪ったボールを左前方に入れるとMF11臼井勝平(3年)がドリブルからゴール前にパス。中央のFW9山﨑雷太(3年)がフリーでシュートを放ったが、「勝手に体が動いていた」という石山がかき出し、CKとなった。27分には中央でのパスワークからゴール前を抜け出したFW10重久尊(3年)が決定機を迎えたが、再び石山がシュートを防ぎ、金沢学院大附が1点リードで前半を終えた。
後半も鵬学園のペースで試合が進む。金沢学院大附は「自分たちは蹴るサッカーのチームではない。蹴っても鵬学園の方が強いので、自分たちはできるだけ繋いでいこうとチームとして意識している」。DF4小野瀬竹朗(2年)が話したように本来のスタイルである後方からの組み立てを狙ったが、後半10分にはビルドアップのミスをFW9山﨑雷太(3年)に奪われるなど、肝を冷やす場面が続く。
▽第104回全国高校サッカー選手権石川予選
第104回全国高校サッカー選手権石川予選

