攻守が目まぐるしく入れ替わる好ゲームに会場のボルテージが上がった同37分、U-17新潟選抜は途中出場のFW山﨑瑠偉がU-17日本代表GK斎藤陽乃心のパスをカットすると、冷静に右足で流し込んで2-0とした。
U-17日本代表も同44分に相手のミスにつけ込んで途中出場のFW斎藤翔が1点を返すが、最終スコア2-1でU-17新潟選抜が逃げ切った。
U-17新潟選抜を率いる藤田敬三監督は「受け身になるゲームは絶対にしたくなかったので、前から積極的にチャージした。粘り強く、チーム一丸で戦ってくれた」と全選手を称えた。
今大会は平日を挟んでの開催。高体連の選手は試合前日、各校で授業を受け、スタッフも教壇に立っていた。即席チームでありながらも、個人技とショートパスが融合した「南米スタイル」のような独自サッカーを展開。守備では「ある程度の規律を設けながら。攻撃陣も献身的なプレスバックをしてくれている」。攻撃では「いろいろなことを言い過ぎない。逆に彼らの良さを消さないように。システマティックさより、アイデア、自発性を尊重する。少しずつ良くなっている」と話した。
▽第27回国際ユースサッカーin新潟
第27回国際ユースサッカーin新潟

