青森山田、6-1で野辺地西を圧倒 新人戦26連覇達成

青森山田集合写真

 令和7年度青森新人戦(新人選手権大会)青森予選の決勝戦は、3年連続で青森山田野辺地西の対戦となった。

 青森山田のキックオフで始まった試合は、入りから野辺地西が圧力をかける。開始早々にMF木村隆太(2年)がミドルレンジからファーストシュートを放つと、2分、野辺地西は右サイドからFW吉濱剣翼(2年)、FW里村斗望(2年)のコンビネーションで突破してクロスを上げる。これにMF小向蓮翔(2年)がフリーでヘディングシュートをするがうまくミートせず、そのままキープすると、寄せてきた青森山田DFに倒されて、野辺地がPKを獲得。このPKを木村隆太がしっかりと決め、野辺地西が先制点を挙げる。

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 ここから強風、雨が強くなり、お互いのスタイルに影響するぐらいのコンディションとなるが、失点した青森山田がロングスロー、セットプレーから野辺地西ゴールを脅かすと、33分、左サイドからMF水谷鉄生(2年)が上げたクロスが風に流されてファーに飛んでいくと、これに走り込んだMF三國ケースマンエブス(2年)が頭で合わせて青森山田が同点に追いつく。さらにその4分後には、左サイドで得たフリーキックをMF森明陽磨(1年)がGKとDFラインの間にグラウンダーの早いクロスを送る。これにスライディングで飛び込んだMF斉藤雅人(2年)がゴールを決めて前半終了。青森山田が前半のうちに逆転して折り返す。

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▽令和7年度青森新人戦(新人選手権大会)青森予選
令和7年度青森新人戦(新人選手権大会)青森予選