青森山田 vs 野辺地西

 後半、何とか追いつきたい野辺地西だったが、前半の流れを変えることができなかった。49分、ペナルティエリア近くの中央でボールを受けた青森山田の斉藤雅人が前を向くと、狙いすましたシュートを決めて3-1。62分には、野辺地西のロングスローをカットした青森山田の斉藤雅人がドリブルで前線に運び、MF高江洲真吾(2年)にラストパス。これを高江洲真吾が落ち着いて決める。

 69分、青森山田が右コーナーから森明陽磨のクロスにDF杉本倫澄(2年)が流し込んで5-1。さらに後半アディショナルタイムにFW石井珂那汰がダメ押しのゴールを決めて、6-1で青森山田が勝利を手にした。

 青森山田はプレミアリーグと選手権、野辺地西はプリンスリーグ入れ替え戦が残っているため、新チームの練習に時間を作ることができないなか行われた試合は、青森山田に軍配が上がり、26連覇を達成。決勝を戦った2チームと、3位決定戦で弘前実に勝利した八戸学院光星は、1月末に行われる予定の東北大会出場を決めた。

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▽令和7年度青森新人戦(新人選手権大会)青森予選
令和7年度青森新人戦(新人選手権大会)青森予選