
神戸弘陵 vs AIE国際
効果的だったのは梅原とMF19松浦旺生(2年)が繰り返したサイドチェンジ。「試合前から右に寄ったら相手は全員がスライドして逆が空いていると分かっていたので、ボールを受ける前に逆サイドを見て展開した」と明かすのは梅原で、後半12分には狙い通りの形で左サイドのMF11池壱樹(3年)にボールが渡ったが、複数人に囲まれ、シュートまで持ち込めない。
21分には上村にクロスバー直撃のFKを打たれるなど肝を冷やす場面もありながら、途中出場のFW18北山大成(2年)がサイドに流れて、見せ場を作ったが、ゴールが奪えないまま前後半の80分を終えた。
0-0で延長戦に入ると足が止まり始めたAIE国際を押し込む機会が増加。延長前半4分には左の池から、反対サイドのMF17丸山瑛太郎(2年)に展開。中に入れたクロスのこぼれ球を梅原が拾って、ミドルシュートを放ったが、枠を捉えることができない。9分には池の左クロスを北山がヘディングで合わせたが、奥原の好セーブに阻まれた。
▽第104回全国高校サッカー選手権兵庫予選
第104回全国高校サッカー選手権兵庫予選

