初V目指す三田学園が5年ぶりの決勝進出 苦しみながらも延長戦の末に2-1で神戸科技を下す
三田学園イレブン
第104回全国高校サッカー選手権兵庫予選は3日、ユニバー記念競技場で準決勝の2試合を実施。第1試合の三田学園と神戸科学技術の試合は延長戦の末、三田学園が2-1で勝利した。9日の決勝では選手権初出場をかけて神戸弘陵と対戦する。
三田学園は決勝進出を果たした2020年以降、準決勝に3回駒を進めながらもいずれも敗れていた。ベスト4の壁を超えることが簡単ではないことは分かっていたが、実際に蓋を開けると想像以上に苦戦をする展開に。何とか延長戦の末、白星をつかみ取ることができたが、試合後福島康太監督は「めちゃくちゃ疲れた」と安堵の表情を浮かべた。
苦戦した理由の一つは、試合開始とともに強まった強風だ。試合前のコイントスで風下を選んだもののシンプルにDFの背後を狙ってきた神戸科技のロングボールは想像以上に伸びてくる。前半6分には三田学園のDFと競り合ったこぼれ球を拾ったFW11戸田瑛斗(3年)にシュートを打たれるなど、押し込まれる時間が続いた。
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▽第104回全国高校サッカー選手権兵庫予選
第104回全国高校サッカー選手権兵庫予選