主導権を握る鹿児島城西は後半4分には鹿児島実の野村のクロスに大石が飛び込むが枠を外れ、7分には野村が左サイドから鋭いドリブルで持ち込み、シュートはクロスバーを直撃。さらに、鹿児島城西はロングスローの流れから別府のヘディングを鹿児島実がゴールライン上でかき出すなど、追加点に迫るシーンを続けた。

 一方、鹿児島実はカウンターで反撃を狙うが、鹿児島城西はU-18日本代表経験のあるDF5浮邉泰士(3年)を中心に最後まで安定した守備を継続。集中力を切らすことなくリードを守り切り、1-0のままタイムアップを迎えた。

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▽第104回全国高校サッカー選手権鹿児島予選
第104回全国高校サッカー選手権鹿児島予選