鹿児島城西は終盤、DF5浮邊泰士(3年)を前線に上げてパワープレーを敢行し、最後まで大声援を背にゴールを目指したが、ネットを揺らすには至らず。試合はそのままタイムアップとなり、3年連続同カードとなった決勝は、神村学園が3-0の完勝で昨年の雪辱を果たし、2年ぶり12回目の選手権出場を決めた。鹿児島城西は最後まで諦めずに戦い抜くも、夏の全国王者の壁は厚かった。

(文・写真=古部亮)

▽第104回全国高校サッカー選手権鹿児島予選
第104回全国高校サッカー選手権鹿児島予選