だが、一瞬のスキを突くかのように先制したのは奈良育英。右CKのチャンスから最後はMF13横田陽人(3年)が押し込んだ。そんな喜びもつかの間、4分後に矢板中央の平野にドリブルシュートを決められ、振り出しに戻る。

 試合1-1のまま、こう着していたが、60分に奈良育英が突き放す。右サイドを切り崩し、ゴール前でフリーになっていたMF8柑本凛伍(3年)が冷静にゲット。応援スタンドとともに喜びを爆発させた。

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▽第104回全国高校サッカー選手権
第104回全国高校サッカー選手権