矢板中央vs 奈良育英

 ところが、勝負はこれで終わらない。80+3分、矢板中央が交代出場のFW18竹内麻廷有主(2年)がねじ込み、土壇場で追いつく。

 勝負の行方はPK戦に委ねられた。過度な緊張感からか両チームともPK失敗の連鎖が起こり、最終的に6人ずつけって3対2で決着。2回戦進出の切符を手にしたのは、奈良育英だった。

(文・写真=小室功)

▽第104回全国高校サッカー選手権
第104回全国高校サッカー選手権