今シーズンのプリンスリーグ四国で4位の高知は4-4-2システムを採用。FW松田翔空(3年)とFW佐野颯心(2年)の2トップが、スピードと馬力を生かして相手陣営に顔を出し、何度か得点チャンスを膨らませた。

 昌平は前半7分、右MF飯島碧大(2年)からパスを受けた山口が中央まで運び、マークについていた選手をかわして得意の左足シュート。思い切り振るのではなく、しっかりボールの芯をミートすると相手GK高田飛空(3年)が一歩も動けない一撃が、ゴール左に吸い込まれた。

 1年生で出場した第102回全国高校選手権ではノーゴールに終わったとあり、山口は1試合で1得点1アシストを目標に大会に臨んだ。

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▽第104回全国高校サッカー選手権
第104回全国高校サッカー選手権