
金沢学院大附FW9家邉凛太朗
同点に追いつかれても、金沢学院大附の勢いは落ちなかった。前半33分、中央からMF8北村蕾芽(2年)ロングフィードで右サイドへ展開。そこからDF21餅田大夢(2年)がピンポイントのクロスを送り、ゴール前で合わせたFW家邉が技ありのワンタッチシュートでネットを揺らした。
後半に入ると1点ビハインドの日章学園が反転攻勢に出る。ダイナミックな攻撃と猛烈なハイプレスで敵陣に押し込んだなかでも、とりわけプレッシャーの強度からは同点弾への気迫が感じられた。同8分には相手のミスを誘発したFW大平が好機を得た。
相手に恐怖心をもたらすような猛プレスで、パスサッカーが自慢の金沢学院大附にロングボールを蹴らせ、CBが跳ね返してセカンドボールを拾い2次攻撃。戦術がハマった日章学園は後半、終始攻め込んだものの、最後まで崩しきれなかった。
第104回全国高校サッカー選手権



















