試合が動いたのは19分。FW13日髙元(3年)の右クロスは相手DFにクリアされたが、こぼれ球をDF荒木仁翔(3年)がダイレクトでシュート。ゴール前に落ちたボールを倉中が押し込み先制すると、ここからゴールラッシュが始まった。

 25分には右CKからファーサイドの日髙がバイシクルシュートを披露。DFに当たったこぼれ球を繋いで荒木が再びゴール前に上げると日髙が豪快にボレーシュートを叩き込んだ。28分には右サイドでのボール回しから中央の日髙を経由し、左に展開。最後は荒木仁翔(3年)が豪快な左足シュートを叩き込んだ。33分にも細山田の右クロスから日髙がヘディング弾を決めて、神村学園が4-0で試合を折り返した。

 後半に入ってからはジョーカー役として温存していたFC町田ゼルビア内定のFW11徳村楓大(3年)を投入。後半9分には徳村が左サイドからスピードを上げて、カットインシュートを放つなど攻撃の勢いは更に加速していく。

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▽第104回全国高校サッカー選手権
第104回全国高校サッカー選手権